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こんにちは、しんやです。
さぁ、英検3級2次試験の準備ですね。
「英検3級1次試験を合格したのならゴールは目の前だ」と言われるのは、2次試験合格率が9割だからです。
けれども不合格1割が出るのも事実。
落ちる原因は「面接官とのコミュニケーション不足」によるものです。
「受け答えのミスで不合格」というのは、実は無駄な心配です。
完璧に解答できなくても合格します！
英検指導経験者が言っているので大丈夫。
試験の形式を確認と準備（聞き返しか）ができていれば、安心して本番に臨めます！
・何問間違えたら不合格とか
・「2次試験受けて落ちたかも」とか
・「面接ボロボロだった」とか
そうなる前に対策しておけば大丈夫です！
あなたの不安を1つ1つ取り除いていきましょう。
（このサイトは準2・２級2次試験対策も十分通用します。）
英検3級2次試験（面接）の難易度
受験者の9割以上が合格しています。
理由は、多くの受験者が準備をしていたからです。
ここで大事になってくるのは、二次試験の流れを知っておく。これだけです。
ラッキーなことに、二次試験は、形式や面接官からの発信内容がほとんど同じです。
しかも使ってくる文法事項も決まって同じものを使うため、予測しながら対策をしておけば十分。
過去問を見ておけば、面接でボロボロにはならないです。
これが合格率9割を超えるゆえんです。
合格点についても簡単にまとめると以下の通りになります。
- 短文の音読：5点
- 質問への解答：25点（5点×5問）
- 態度：3点
合格ラインは6割の20点となっています。
なので時間をかけて本番に臨めば大丈夫です。
今から、その点をまず説明とコツをお伝えして、あなたの不安をなくしていきます。
２次試験で落ちてしまう行動4選
面接の流れ・形式について述べる前に、「やってはいけない対応」をまとめておきます。
ここさえ押さえていれば、あとは流れ通りに実施すれば大丈夫です。
ではNG行動ですが、ズバリ👇
- 沈黙
- 声量不足
- 質問に対して不適切な解答
- 面接官への悪態
上記内容が落ちる主な原因です。
一つ一つ見ていきましょう。
沈黙：聞き返しても減点にはならない！
堂々と聞き返せばOKです！
これは英語だけ言えることではなく、日本語で話すときも同じで、わからなければ聞き返しますよね。
会話の途中で無音になってしまうと、相手は「大丈夫？」となってしまいます。
これを2次試験に置き換えるなら、相手の質問が分からなかったら、普通に尋ね返せばいい。
「え？いま何ていったの？」「もう一回言って！」と聞けばいいんです。
「試験になった途端、なぜ言わないの？」って話。
変に身構えて面接に臨むから、おかしなことになるのです。
聞き返しの表現を準備しておきましょう。
- Excuse me?
- Sorry?
- Could you repeat your question?
- Pardon?
- Could you say that again?
- Could you speak slowly?
ここで会話を続けるような聞き返しをする場合は、聞き取れたと思う単語だけを繰り返して伝えるとＧＯＯＤ！
たとえば、「English」という単語が聞き取れた場合、「English？（I’ｍ）sorry?」みたいな聞き返しをするだけでOKです。
この時、上げ調子気味の尋ね方をするようにしてください。
聞き返すと、相手はゆっくりと言ってもらいやすくなるので、聞き返しはお勧めです。
声量の大きさ：声が小さいだけで減点
英語だけでビビるのに、それを声に出すともなれば、日本人は急にだんまりに。
誰でも話し慣れない言語を使うことになれば、面接官（採点者）は当然聞き取れず、採点できなくなってしまいます。
とくに音読する場面で聞き取れない声量になるとアウトです。
日本語アクセント・カタカナ英語発音でもいいので、堂々と発信するようにしましょう。
間違えていてもOK。演じるって大事ですよ。
声量が小さいと面接官から「Speak up!」といったことを言われるかもしれません。
その瞬間、指摘事項ととらえ、あなたの頭が真っ白になってしまうケースが考えられます。
よって最初から大きな声で対応できるようにしましょう。
質問と無関係な解答は0点
結論から言うと、会話が成立しなければ、その時点で0点になります。
どうしてもわからない場合は、聞き返しで巻き返す方法とともに、面接官から発した単語を繰り返して発言しましょう。
0点になることは考えにくいです。
要するに、キーワードにそった言い方にしておけば0点を避けることができるでしょう。
それでも本番はどうしても緊張してしまうことが考えられるため、トンチンカンな解答になってしまうことがあります。
そこでお勧めなのが面接の模擬試験をしておきましょう。
一度でも雰囲気を知っておくと、流れをおさえることができれば緊張も幾分か和らぎます。
過去問購入で流れを確実におさえておきましょう。
心強い教材です。何処かで手に入れてください。
今すぐなら👇からどうぞ。
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合格を確実なものにしていきましょう！
面接官への悪態はNG
採点の中に態度（attitude）が含まれています。
人間誰しも間違った表現を使うわけですから、試験中に間違えるのも当然。
たとえ試験中に文法や発音のミスがあったとしても、態度が良ければカバーできます。
しかしながら、この態度においても減点されてしまうと、減点の積み重ねで不合格ということになってしまいます。
2次試験以外での面接でNGだと思われる悪態をイメージしてみてください。
- 足を真っすぐにして、斜めにずり落ちるような座り方
- ポケットに手を入れたままの入退出
これでは印象を悪くするだけです。
また英検2次試験でいうなら、英語で答えずに日本語で反応してしまうこともNGとなります。
当たり前ではありますが、面接試験対策の準備もせずに、試験に臨むこともアウトになるでしょう。
なぜなら面接の流れを把握せずに対応することで悪態ととらえられてしまうからです。
面接の流れ（特に指示内容）については、おさえられるように勉強をしておきましょう。
このあとの項目で詳しく説明します。
面接の流れ・形式を知ること
箇条書きにして面接の流れを説明すると、以下のような感じになります。最長10分の出来事です。
- 面接官とあいさつ
- 与えられた文章カードを20秒黙読
- 文章カードの音読
- 文章においての質問応答
- イラストにおいての質問応答
- あなた自身についての質問応答
- 退出する際の挨拶
受付終了後、控室で待機することになっています。
準備としては、面接官に得点などを書いてもらう面接カードがありますので、先に名前などを書いておくくらいです。
あなたの試験が終わり次第、帰宅することが可能です。
早めの到着をしておくといいでしょう。緊張する時間も少なくて済みます。
控室で待っている間は、スマホ使用は禁止されています。
なので気を紛らわせたいのであれば、何か読むものを用意しておきましょう。
過去問を手にして、再度、2次試験の流れを確認しておくのも良いですね。
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では、始めましょう！
面接官とあいさつ
- 面接室ドアをノック
あなた：「May I come in?」 - 返事が有れば入室
- 面接官：例「Hello. May I have your card, please?」
あなた：例「Yes」といって受付で書いたカードを渡す「Here you are.（どうぞ）」 - 指示されるまで立ったままでいると
面接官：例「Please sit down. / Please have a seat.」
あなた：例「Thank you.」 - 面接官：例「Good morning. I am ～.
What is your name? / May I have your name?」
あなた：例「Yes. I am ～.」 - 面接官：例「This is the Grade 3rd test, right/OK?」
あなた：例「Yes.」 - 面接官：例「How are you?」
あなた：例「I am fine/good.」
とここで終わらせておきましょう。余計な一言を加えると話が続くので。 - 面接官：例「Let’s start the test. This is your card.」
あなた：例「（とりあえず）Thank you.」
文章（passage）カードの黙読・音読
- 面接官：例「First, please read the passage silently for 20 seconds.」
声を出さずに20秒間黙読（この際、内容も何となく掴んでおきましょう。） - 面接官：例「Now, please read it aloud.」
※声に出して読むところで、最初の採点となります。
ここでのポイントは、タイトルから丁寧に内容把握しながら音読すること！
ネイティブみたいな音読でなくて良いですが、英語っぽい発音にするのは大切なこと。
日本人特有の語尾を伸ばすような音読はしないように。
万が一、知らない単語が出たときは、沈黙せずに自信をもって予想読みすることです。
間違えていようが堂々と演じることが大切。
文章においての質問応答
音読したら、いま読んだ文章に関する質問が出されます。
とはいえホンの3・4行程度の文ですから安心して良いです。
その中から質問してきても、what といった疑問詞を使った問題で尋ねられる程度です。
ここでもし聞き取れなかったら…覚えていますか？
そうです、堂々とすぐに聞き返してOKです。会話ですから、聞き取れなかったら、もう一回聴けば良いだけです。
ここで必殺技をお教えしましょう。
質問内容は分かっているのに、ちゃんと答えるために時間稼ぎが必要なら、聞き取れなかった振りをして、聞き返せばOKです。
演じるんです(#^^#)
もう少しで答えられそうなら、沈黙を作らずに「Just a moment/second, please.」といって時間を稼いでも良いですね。
とにかく無音をつくらないことがポイントです。
イラストにおいての質問応答
次に、イラストに関して質問される問題に移ります。
ほとんどが、イラストに人間（例：man, lady, boy, girl）が出てきます。彼らの動きに着目しておきましょう。
一つ目の質問
- 面接官：例「Now, please look at the picture.」例「What is/ ～ going to do?」
※何をしようとしているか、の be going to の疑問文が聞かれます。 - あなた：例「He/She is going to 動詞の原形 ….」と、ふつうに答えるだけです。
二つ目の質問
- 面接官：例「How many … are there in the picture?（いくつの … がありますか。）」
- 面接官：例「What is … doing?（… は何をしていますか。）」
レベル的には中1・2年程度の文法事項になります。英検3級一次試験に合格したあなたなら大丈夫です。
あえて注意するとすれば、英単語で答えようとせずに、主語・動詞を使った表現で答えるようにしましょう。
とくに数を尋ねられた場合は、数だけではなく、上記質問を使うなら、「There is/are 数 in the picture.」でOKです。
あなた自身についての質問応答とその後
渡されたカードの質問が終わりましたら、最後の質問に移ります。ここでは2つ聞かれます。
一つ目の質問
- 面接官：例「Now, please turn over the card.（カードを裏返しにして）」その後、
- 面接官：例「What do you like to do? / What did you do （昨日、時）?」
どんな質問をしてくるのかは予測が難しいのですが、聞かれた質問に対して、主語・動詞を用いた解答をすればOKです。
またここで必殺技を伝授しますが、過去のあなたのことなど面接官は知りません。
正直に答えることはないので、一般的な解答が楽です。（例：野球・ピアノなど）
さらに突っ込んだ質問はされません。
合格することを目的にするのであれば、あえて自分を追い込むようなことをしないこと！
ひろく一般的な解答にするのが無難ですね。
二つ目の質問
ここでは yes/no question や I like … で答えられるシンプルな質問がされます。
たとえば、例「Have you ever been to …?」といった、いままでに … へ行ったことがありますか？といった質問です。
ここでの「Have you ～」系は中3で習う現在完了形という分野ですが、まだ習っていない人であるなら、Have から聴かれても、yes/no で解答すればOKです。
ここで、yes/no で答えると、面接官が「Please tell me more.（もう少し詳しく）」といった、更に一言を求められます。
でも安心してください。具体的にどこに行ったのか、何をしたのか、と答えるだけで十分ですから。
以上で面接が終わりです！お疲れさまでした。
そうすると、面接官の方から、例「This is the end of the test. May I have your card back please?（カードを返してください）」と言われます。
「Here you are.」といって返却してください。
最後は簡単に「Good bye.」とあいさつして退出してください。
これで本当におしまいです！お疲れさまでした！
試験当日の注意・不安・疑問
2次試験自体が初めてであるなら余計に不安になってしまうでしょうから、その気持ちを少しでも和らげたいと思います。
重複内容もありますが、ここで不安な気持ちを一掃してしまいましょう。
不安になりやすいけれども問題ない（0点にならない）ことをシェアします。
なぜなら試験後に凹んでしまう姿を見かけてきたからです。
- いきなり話し始めて終わってしまった
- 文法を間違えてしまった
- 質問を聞き返してしまった
- 当日の服装
いきなり話し始めて終わってしまった
面接官の質問の仕方は、yes/no 質問から始まり、そのあとで理由（Why?とか Please tell me more.)を聞かれることが多いです。
それなのに、理由を聞かれる質問をする前に話をしてしまったということで、凹む人も居るかと思います。
ですが、ここは安心してください、大丈夫です。
もう一度言いますが、これって日本語でも同じような対応をしませんか。
意見を聞かれて理由まで一気に話すことがあるかと思います。
なのでまったく不自然な対応ではありません。
落ち着いて話をするためにも、面接官の反応を待つのが本来の姿かもしれませんが、ついついしゃべってしまったとなったとしても気にすることはありません。
文法を間違えてしまった
間違えたって良いんです。合格しますから。
そこからどうやってリカバリーすれば良いのかを考えればイイだけです。
どんな会話においても、言い間違えた場合、あなたは何と答えますか？
- あ！言い間違えた！
- あちゃー、ミスった。
- ごめん、もう1回
なので一言、「Sorry. Can I answer your question again?」と堂々と振舞えばイイだけです。
過去問を読み込んでいれば気づくと思いますが、英検3級の2次面接の前半で尋ねられる問題としては👇
- there構文（ありますか？）
- 進行形（be + ～ing）
が多いので、その内容についての文法復習をしておくだけで十分です。
面接はコミュニケーションです。やり取りができていれば合格します。
ちょっと文法ミスをしたからといって「落ちたーーー」という思考を持たないこと！
本番で焦ってパニックになって答えられないという状態だけを作らないようにしましょう。
そのために練習や上記文法の復習は怠らないでくださいね。
質問を聞き返してしまった
聞き返すだけで減点なんてされません。
あなたが日本語で会話をしている時に、うまく聞き取ることができなかったらどうしますか？
無言で終わらせますか？沈黙しておきますか？
違いますよね。
結論、自然な会話の中で聞き返しが減点対象になるってことはありません。これ、英検の採点基準にありますから。
ただし何度も聞き返すのは印象がよくありません。態度の採点に影響してくる可能性があります。
そこで、もう1度、聞き返しの言葉を載せておきます。
- Could you repeat your question?
- Could you say that again?
- Could you speak slowly?
ここでは相手に敬意を払うという意味合いを込めて、Could から始まる文章を共有しておきます！
聞き返した後に面接官が快く伝えてくれたら、「Thank you！」と満面の笑みを浮かべてこたえてください。
心配しないで！1次試験のリスニングを乗り越えたあなたです。
どうかパニックだけならないようにしましょう。
当日の服装
意外ときかれる質問です。
英検3級ということで中学生が多くなるため、制服で臨む人がいるのも事実です。
ですが、それはたまたま中学生というだけなので、私服で通う生徒さんも居たり、小学生で受験にくる生徒さんだっています。
なので奇抜過ぎるような服装でなければ問題ありません。
周りを気にした状態で2次試験に臨むほどバカなことはないです。
それでも制服が安心するというのであれば、不安を取り除く手段としてイイかもしれません。
そこはあなたが判断すると良いでしょう。
最後に：面接で失敗しない心構え
何といっても、面接の練習を行うのが一番です。
過去問で流れをおさえ、英語での模擬面接練習を行い、慣れておくこと。
ありきたりですが、練習を繰り返すことで、緊張を和らげミスを減らすことができます。
とくに2次試験直前に流れを叩き込み、本番さながらの練習をしておくだけでも間に合います。
- 当日あせらないために、過去問で流れをつかんでおく
内容はとっても簡単だから大丈夫！ - 面接の練習を何度も行う
毎回同じ形式なので対策しておけばOK！ - 面接だけど言語が変わっただけ
分からなければ丁寧に聞き返す
態度はよくしておく！
以上が英検3級の二次面接試験対策でした。
合格率9割をより確実にできるよう、いまから実践されますことを期待しています！
今回は以上となります。
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