管理職の仕事を勘違いしていませんか【実務をせず組織を回すことを考える】

働くこと

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こんにちは、しんやです。

管理職なのに実務もしてる人。
それって勘違い管理職の思考です。

それでは管理職としてのキャリアはおしまいです。

いま抱えている実務は部下に仕事を全振りしてください。そして管理職は組織をうまく回すことだけを考えるようにしてください。このサイトの答えです。

「マネージメントする時間がない」と言っている人に限って、過去に担当していた実務を並行して、まだやってるんです。ダメですよ。

ここでドキッとしたなら、管理職の役割を本当に分かっていない・勘違いしている人です。

ぜひ読み進めてください。

きっとあなたは、過去に現場最前線で大活躍し、評価され管理職に抜擢されたのだと思います。

なのに、なぜかマネージメントになるとうまくいかない。

その理由は…👇

実はそれ、あなたがしなくても良い実務に没頭しているからです。言い換えると、部下の仕事を奪っているんです。 

せっかく昇進してきたのに、人のマネージメントがうまくいかない。

「どう工夫しても、部下と話す時間がない」という言葉しか出てこない。

この負のループが続いていくと、あなたは労働疲弊の一途をたどるだけで、メンタル崩壊へ進んでいくことでしょう。

またそうなった時に、会社(上層部)は助けてくれないことでしょう。 

そんな状況から、「どうすればよいのでしょうか?」について答えていきます。一緒に考えていきましょう。

僕から言えることはただ一つ、今すぐに、実務業務を全て止め、マネージメントに徹する覚悟を決めることです。

実務なんてできなくて良いですよ、管理職になれば。

管理職の英断はホワイト企業の始まり

あらためて、しんやです。 

学習業を本業としていますが、いまは人事・社員育成の立場に居ます。

僕のプロフィールに興味があれば👇。ないならスルーしてください。

人生を豊かにする方法【心の声を拾い、思いのまま行動する】プロフィール
このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載していますこんにちは、しんや です。僕のプロフィールサイトです。この記事を読むとわかることなんてことのない決断を大切にすれば、凡人でも望む人生にジワジワ近づけますし、あなた...

実は、2021年3月末において本業でのホワイト化に成功しました。 

何をしたのかと言えば、背負いこみ過ぎていた現場業務を全て部下に任せ、サポートに徹したことが成功の始まり。

これには物凄い勇気と決断が必要でした。

部下の失敗が次々とクレームと化していく可能性があったからです。

でも蓋を開けてみれば、想像していた以上のクレームなんてありませんでした。

ただし、業績は下がりました。

これも想定内です。

となると、大半の管理職が「それじゃぁ、意味がないじゃないか」と不満をぶつけてくる方もいることでしょう。 

でも、あなたは何とかしたいのですよね。 

それなら、よく聞くかと思いますが、プライドを捨てて、素直に聞いてやってみて」ください。

👆の文言、部下に言っていませんか、同じことを。 

勘違い管理職がやらかしていること

当サイトの結論、既に言っていますが、もう一度👇

部下と一緒に、また部下の仕事を奪ってまでの実務をやっている場合ではないのです。

過去あなたが関わってきた業務(栄光)を手放し、部下に委譲するようにしてください。

管理職になる前は、いろんな業績をたたき出し、社内でその実力を認められた結果の昇進。

でも管理職になったからと言って、今までの仕事を抱えながら部下の管理なんてダメです。

プレイングマネージャーっていう不思議なポジション。

ただの会社の都合の良いようにされているだけだって、早く気づいてください。

現場で張り切りすぎている自己満管理職の行く末

多くの管理職は、いわゆる昇格される(た)人。 

言い換えれば、「なにかのスペシャリストだった」という認識になります。 

まだスペシャリストになっていない社員の管理・育成をするのが本業なのに、まだ実務にも専念している勘違い管理職がいます。

管理職になったからには、次のステップを踏むはずなのが筋。

本当は、頭の中では理解しているはず。

なのに、「どうして実務をしようとするの?」と聴きたいです。

何度も言いますが、そのことに気が付かないと!

社畜になってしまいますよ。 

昇格後しばらくはテンション高めでなんでもかんでもやりがち。 

それは良いのですが、そんな状態が続くわけもなく、やってくるのが「あれ?身体の調子が…。」というやつ、そう、疲弊です。 

その時間差で、部下も元気なく(案の定)、なんとなく周囲もしらけた組織に。 

あなたの現場、そんなことになっていませんか。 

自分に酔いしれて働く勘違い管理職は出戻るべき

恥ずかしいのですが、上の見出し、かつての僕です。 

じつは僕の場合、管理職出戻りです。 

前回は僕一人で張り切りすぎて、ついてきてくれる社員も居なかったため、鬱陶しい存在なだけでした。 

よって自ら管理職を辞退し、もう一度、現場で頑張る選択をしました。 

それはもう楽しかったです。

組織のことは放っておき、現場(顧客・従業員)のことだけを考えていれば良かったのですから。

案の定、認められる実績を出し続けていく中で、今度は社長自らから「もう一度、マネージャーをしてくれないか。」と直接依頼されました。

最初は躊躇しました。

なぜなら前回の経験が頭をよぎったからです。 

時間が欲しいということで、その間、考えました。 

管理職失敗で気が付いたこと

管理職に出戻るなら、かつての失敗を振り返ることが大事だと考え始めました。 

そこで気が付いたことがありました。 

部下と同じ仕事をしていてはいけないってことです。

成果を一番出していたわけだから、僕の得意分野なら自分で出しておけば良いっていう、この考え方が実はガンだったんです。 

自分で成果を挙げて、部下のサポートをして、マネージメントして、めっちゃできる管理職になるってこと自体が、今の僕では無理だったということです。

ただ単に何でもできている自分ってスゲーって、酔いしれていただけなんです。

何とも恥ずかしい。。。 

管理職ってのは、部下への気配り・目配りであること。

これ、本当に理解してください。 

部下と同じ業務をしていると、いつまでも自分より実力以下の社員を大量生産するだけなんです。

不安かもしれませんが、まず管理職になったら現場実務を捨て去るマインドを強烈に、脳みそにたたきつけてください。

そして即実行していってください。

管理職になったら持つべき考え 

結論、全く実務経験のない分野の管理職となったと、まず強く認識すると良いでしょう。 

かつて現場で成果を出していた場所であっても、管理職というのは未経験領域なわけです。

「それなら過去の得意分野はどうしたら良いの?」ってなりますが、逆に「じゃぁ、どうしますか??」

答えは簡単です。 

任せたらいいんです、そんな過去の専門職は。

今まで知っている分野になると、人間どうしても部下の成果が気になっては手取り足取りやってしまい、時にイライラしたり、口をだしたり、中途半端に手助けしたり、、、

その結果、うまく行ったのかもしれませんが、それって自分が手を加えただけのこと。 

部下の成長を抑制させていただけの行動なんです。 

なので全く実務を経験していない分野の管理職になったのなら、そこに没頭して行動することを全力で考えること。 

つまり真のマネージメントに特化するしかないんです。 

そうなるとよぎるのは、どうすれば良いのか不安が押し寄せてくるでしょう。

具体的にどうすれば良いのかを次に考えていきましょう。

部下が実務で思いっきり働いてもらえる環境を作る

あなたが何かのスペシャリストになったという実績の持ち主であれば大丈夫。

当時のことを思い出してみてください。

かつてあなたが思い切り労働できた環境づくりを、仕組化し効率化したことを部下に横展すればいいのです。

どんなことをしたのか思い出しながら、以下のことを参考にしてみてください。

部門の存在意義を明確にする

端的に言いますと、

  • 求められる成果を明確に
  • それを目標・目的として部下に周知徹底
  • 上記内容を永遠に伝え続ける
  • 何度も何度も伝える!!

管理職の定めです。

また何度か言ったから終わり、ではなく、部下に耳にタコができるほど伝える。

伝える内容は同じでも、手を変え品を変える。

伝えて伝えて、伝えつづけないと、ほとんどの部下はビックリするくらい忘れますから。

やり始めても忘れるので、管理職は永遠に伝え続ける仕事をしていくのです。 

自分の気持ちの良い働き方に組織が習慣化するまでが勝負です。

時間がかかりますが、その時間を要していくこの仕事が管理職なんです。

人を管理するというより、部下がなんのために働いているのかの存在意義を伝えること。

めちゃくちゃ重要な仕事です。

良い働きができているかどうかの方向修正

ここでは何をするのか、そのためには何をすべきかを、あなたが十分理解していく必要があります。 

そして初めて、部下にも同様な理解を求めます。

  • どの方向を向いて仕事をするのか?
  • なにが重要課題か?

を明確にすること。

これらを伝え続けて、チーム方向性が定まってきます。

ここで初めて、管理職と部下がまず何をしたらいいのかを共有することができるんです。

部下の困り後をを解消し、実務推進をサポートする

実務遂行者は部下ですよ! 

管理職である、あなたではありません! 

ただ、あなたの部下は千差万別。

年齢・実務経験年数・理解度・人間性など、一人一人違います。 

もう一度!

人間だから、みんな違うんです。 

それらの理解とその部下の業務環境を明確にした上で、その不足部分を補強する。 

これがマネージメントで求められる仕事でもありす。

部下への聴く耳を持っているか

ただし!

ただしですよ!

あなたが今時間的余裕があるからと言って、部下の仕事そのものを手伝ってはいけません。 

ただ単に、あなたが彼らの仕事を奪っているだけで、今回挙げた趣旨とは違ってきます。 

もし部下と話をする時間があれば(本来はそうした時間を作ること)、実際に部下がなにで困っているのかを徹底することです。 

決して実務の手伝いをしてはいけません。 

要するに、ヒアリングです。

  • なにか困っていることある? 
  • なにかサポートは要るのか? 

と何度も聞いてみることです。

何度も何度も!

ところが残念ながら肩書を前にすると、遠慮する人間が居るのも事実。 

なので一般論として心得てほしいのですが、上司になにかをお願いすることは、勇気がいることを理解しておいてください。 

よって最初から、部下からすぐ要望がでることは少ないですが、なんどか質問をしたり、面談を切り返すことで、真の困りことが分かってきます。 

ある程度の時間はかかりますが、そういうものだと認識しましょう

管理職は現場で彼らの課題を見つける

部下からの要望が出てきて、初めて管理職が管理職としての仕事を開始できたとしましょう。

そこに部下の実務を手伝ってはいけません。

彼らの仕事を奪ってはいけません。 

繰り返しますが、実務をせずに、組織の仕事の「品質管理」をマネージメントしてください。 

ここで注意!

管理職は動き回ること。

ここを楽すると時間差で数値結果がドンドン下がります。 

部下への目配りを忘れないでください。

監視ではありませんが、実務の効率が良くないのかどうかの見極めをしてください。

それには現場巡回が一番です。

けっして机に座りっぱなしはしませんように。

一人前の部下を早く育てる

管理職の仕事は、品質の高い部下を育てることです。 

そのために、あなたのノウハウを惜しみなく伝授するが大切です。 

かつての僕ですが、「ここは難しいから、僕がやってあげよう」と部下の仕事を横取りしていました。

部下からすると、「仕事を取られた!」というよりも、「ラッキー!楽できた!また、やってもらおう!」という気持ちになっていっています。 

これは本当に部下(会社)の成長を妨げます。 

何度も何度も言いますが、管理職は実務をしてはいけません。

あくまでも部下の課題を見つけ、成長するためのサポート指導であることを忘れないでください。

実務については、必ず部下にやってもらう・やり切ってもらうのです。

あなたの強みを会社に拡大させる

あなたが管理職になれたということは、きっと以下の力が抜きんでているのだと考えられます。

管理職の強み

  • 実務面
  • 接客
  • 数値分析方法
  • 資料の作り方
  • 会議のまとめ方
  • (笑顔、雰囲気、明るい、、、良い影響を出せている人)☚結構大事

こうした場数を踏んでいるはず。 

よってポイントは抑えているので、そのような点を重点的に指導してあげてください。 

すると不思議なことに、時間は半永久的にかかるかもしれませんが、部下の品質はグッと上がってきます。

ただし時間はかかりますし、過度な期待は禁物です。

こうした部下の活動域を徐々に広げることも視野に入れ、あなたのサポートで業務範囲を広げられると、少しずつ少しずつ、あなたにも時間と心の余裕が生まれてきます。

そんな環境づくりをしてください。

NO実務である代わりに会社の将来を考えよう

こうして僕は2度目の管理職として働いていますが、部下と接点を取るようになってから、いろんな情報が入るようになってきました。

特に部下のプライベートや性格です。

当然かもしれません。

そして社内の情報が早く入手できるようになってきました。 

その情報があるからこそ、しなくても良い失敗やクレームが激減したと強く感じています。 

また現有社員を使えば、何か将来的な新たな戦略も作れるのでは! 

と考えられるようになってきました。

これってワクワクしませんか。

これができるなんて、管理職にしかできない大切な仕事ではないでしょうか。

管理職だからこそ、率先してできること

またまた何度も言いますが、実務は現場に任せ、管理職は次の仕事のネタ集めをしていきましょう。

私事ですが、いまワクワクしていることがあります。

  • 業界セミナー参加
  • 外部参加による他社の情報収集
  • 異業種交流会参加
  • 異業種の管理手法
  • マネージメント方針勉強会
  • 時短&定時退社方法
  • ハラスメント関連

将来を見据えた情報収集すべき項目は山ほどあります! 

これが、管理職の本職!

実務を持たない管理職だからこそ時間の調整が出来て、外部からの情報収集が可能になります。 

もう一度言いますよ、管理職の仕事は部下の育成と社外の何かを見たり、情報収集の時間にしたりすること。 

そしてその情報がいくつか集まると、それらを組み合わせると何ができるか? 

常に思考し、今後の商売・施策のネタ、つまりはお金になることを考え続けることです。

【まとめ】それでダメでも何度も伝えること

部下が実務で忙しい時に、あなたが一人で時間を持て余して暇だと思えたとき、それは会社が少しイイ方向に向かせられたと考えても良いです。

怠慢になってれば要注意です。

徐々に徐々に業績が下がりますから、その時は。

どんなに手が空いたとしても、決して実務を手伝ってはなりません。 

部下が忙しい時ほど、無駄な業務・効率の悪い仕事・我流で仕事をしていることがほとんどです。

生産性のない内容をしている部分が必ずありますから、業務経験が豊富な管理職のあなたの出番です。 

助言すれば良いのです。

そして言うとおりにしてもらうためにも、普段からヒアリングし、コミュニケーションを取っておくことです。

是非部下の仕事をヒアリングし、なにをどうすれば、業務はもっと効率化できるのか?

サポートをしてあげてください。

伴走指導してあげてください。

実務をやらずに、マネージメントに徹し、部下をサポートする側としていつでも出動できるように準備しておきましょう。 

  • 実務は部下が行う!
  • 彼らの実務や方向性にズレが無いか、それらのサポートをする

これらができて初めて、管理職は名前の通りマネージメントに集中できるようになります!

どうか忘れず、管理職としての覚悟・決心をもって今日もお仕事に励んでください。

今回は以上となります。

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■40代最後の会社員(本業:教育産業人事) ■2021年3月までスマホ稼働時間10分以内だった人間 ■息子とメダカ飼育のために始めたTwitterからブログ運営に移行 ■何歳になっても学ぶ姿勢と継続があれば、誰でもブログ運営&収益化が可能であるということを証明していきます。 ■本業を通して得た知識や経験をもとに、壁にぶつかっている人のための手助けができればと思います。 ■夢は妻といつでもハワイを行き来すること
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