【中学英語】動詞のingは3種類!見分け方をすぐに教えます

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こんにちは、しんやです。

中学英語の「動詞のing形」3種類を一気にまとめました。

読み終えると見た目が同じでも3種類の見分けが一瞬でわかるようになります。

『 動詞のing 』は進行形のみだと信じ込まないよう、今のうちに解消しましょう。

動詞のingは3分野に分かれます。下記参照

・中1:進行形(be動詞が必要)
 ※(今まさに)している
・中2:動名詞(~すること)
・中3:現在分詞(左に名詞の存在)
 ※名詞を詳しく説明する役割

『 動詞のing 』を目にした場合、その前後に何があるのかに着目です。

これで3種類ある「~ing」の見間違いをすることは無くなります。

それでは順を追って解説していきます。

中学英語で学ぶ『 動詞 + ing 』は全部で3種類

見た目は同じでも、各学年で学ぶ [動詞のing] は役割が全然違います。

大きく分けると以下の3つが挙げられます。

  • 1年:進行形(be動詞が必要)
  • 2年:動名詞(目次参照)
  • 3年:現在分詞(左に名詞の存在)

繰り返しになりますが、動詞のingばかりを見てはいけません。

その前後に何が存在しているのかを見るようにしてください。

進行形は『 主語+ be動詞 + 動詞のing 』でとらえる

ある動作をしている最中であることを表すときは、この進行形を使います。

「今まさに、~しています(しているところ)」と訳せます。

細かくすみ分けると、実は

  • 動作の途中
  • 未来の予定
  • 動作や状態の変化

といった見方も出来ますが、このサイトは中学生文法としているので省略します。

話は戻って、動詞の ing の前の部分に主語と be動詞が存在していれば、概ね進行形だということが解ります。

概ねと言ったのは、後ほど説明する動名詞にて取り上げます。

進行形でいう主語は、実際に存在する人やモノをさします。

例文

  • Takeru is taking a shower now.
    (タケルは今、シャワーを浴びているところです。)
  • It is raining outside.
    (外では雨が降っています。)

ただ時制(現在・過去)によって、使われるbe動詞が変わるので注意が必要です。

現在進行形なら中1、過去進行形なら中1の終わりから中2の1学期で学習することになります。

be動詞の使い分けが難しい人は、👇サイトで復習してください。

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動名詞の『動詞 + ing 』形は『 ~すること 』の意味としてとらえる

動詞の ing の形が動名詞かどうかを判断する場合は、次の4つのパターンに注意すると良いです。

  • 動詞のあとにくる
  • 動名詞そのものが主語の役割
  • be動詞のあとにくる
  • 前置詞のあとにくる

ひとつひとつ確認していきましょう。

動詞のあとにくるパターン

ここの動名詞は、次のような動詞の目的語になります。

ちなみに目的語とは、動詞の表す動作をこうむる(関係している)人や事物を表す言葉のことをさします。

理屈抜きで言えば、『動詞 + 動名詞』の形で覚えておくと良いでしょう。

特に、enjoy, finish, stop の後に来る動詞は、どんなことがあっても動名詞(ingの形)にすること。

忘れないでください。

例文

  • Koharu must finish writing this report by tomorrow.
    (コハルは明日までにこのレポートを書き終えなければなりません。)
    書き終える→書くことを終える
  • I enjoyed visiting temples in Kyoto.
    私は京都でお寺を尋ねるのを楽しみました。

動名詞そのものが主語の役割になっているパターン

実は動名詞は主語のような名詞と同じように、『~すること(は・が)』の意味で文の主語になることがあります。

進行形で使う主語と役割が違う部分なので注意が必要です。

例文

  • Helping old people is important.
    お年寄りを助けることは大切です。
  • Walking every day makes us healthy.
    毎日歩くことは私たちを健康にします。

ちなみに動名詞の主語は、3人称単数扱いになることをお忘れなく!

人称代名詞については、先ほど紹介したリンクにありますが、念のため👇

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be動詞のあとにくるパターン

先に伝えておきますが、ここのパターンは、見た目が進行形と同じであるため、訳し方に注意が必要です。

つまり、be動詞のあとに動名詞がくることがあります。

例文

  • His hobby is collecting stamps.
    彼の趣味は切手を集めることです。
  • The most important thing is staying healthy.
    いちばん大切なことは健康でいることです。

進行形か動名詞なのかを見極めるには主語に着目してください。

間違っても、

  • 「彼の趣味は切手を集めているところです。」
  • 「いちばん大切なことは健康に滞在しているところです。」

といった訳をしてしまっても「おかしい」と気が付いてくださいね。

前置詞のあとにくるパターン

動名詞は名詞と同じように、at や inのなどの前置詞のあとにくることもあります。

ちなみに前置詞とは、名詞・代名詞の前に置くことを意味し、文章をつなぐ上で、ものすごく重要な役割をしています。

「前置詞」と名前が付いているとおり、名詞や代名詞の「前に置く品詞」というわけです。

例文

  • Kimiko is good at playing basketball.
    キミコはバスケットボールをすることが得意です。

上記日本語で訳でいう「キミコ ”” バスケットボールをすること ”” 得意です。」のような、後置詞や助詞の役割を持ちます。

前置詞を制する者は英語を制するとも言われています。

数にすると前置詞は100を越えますが、普段英単語を覚える量からすれば、100個なら余裕ですよね。

積極的に覚えると、後になってハッピーになることは間違いないでしょう。

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名詞を修飾する『動詞 + ing 』形なら、現在分詞

名詞を修飾する「動詞+ing」は、『~している(名詞)』の意味としてとらえる(分詞)と知ってください。

専門的な表現を使うと、ここのパターンは『現在分詞』といわれる分野です。

前置修飾と後置修飾の2つで使い分けられています。

後置修飾のパターン

ある名詞を説明する時、1語で表現するよりも、より詳しい説明(句や節)があれば、聞き手は理解しやすくなります。

例えば、『その少年』よりも『公園で走っているその少年』という方が、聞いている側としては納得しやすくなりますよね。

英語の場合、その名詞を詳しくする語句(修飾語)が2語以上になった場合、名詞の後ろに並べられるルールがあります。

後置修飾と呼ばれるゆえんです。

例えばこんな感じになります。

日本語:公園で走っている少年
英語 :the boy running in the park

よく見て欲しいのですが、日本語と英語の語順が異なっていることに気が付いて欲しいです。

並べ替え問題で頻出、要注意です。

前置修飾

名詞を前から修飾することがあります。

ただし、ing形が1語で修飾する場合において適用されます。

例(以下の表現は句になるため、文頭は小文字でピリオドも不要)

  • 眠っている赤ちゃん → the sleeping baby
  • 沸騰している水 → boiling water
  • 走っている犬 → a running dog

このような形を別名、形容詞的用法とも呼ばれます。

現在分詞なのに形容詞的な働きをしているということです。(形容詞は名詞を修飾する働きがあります。)

せっかくなので、上記表現を進行形に言い替えることができるので、やってみましょう。

  • the sleeping baby → The baby is sleeping.
  • boiling water → The water is boiling.
  • a running dog → A dog is running.

👆単元別で学習するより、何かと紐づけて学習するようになると、「英文法はつながるんだ!」ということに気が付いてきます

ing形の作り方の注意点

動詞の語尾(最後にくるつづりのこと)によって、主に3つの作り方があります。

■基本パターン

大部分の動詞は、原形(動詞のもとの形)にそのまま ing をつけます。

例)
read(読む)    → reading
study(勉強する) → studying
do(する)    → doing 
※英単語の意味は1つとは限らない。

■語尾が e で終わる語

e で終わる動詞は、e をとって ing をつけます。

例)
make(作る)→ making
have(持つ) → having
take(取る) → taking
write(書く) → writing 

例外アリ:よく使われるものとしては、see(見える)→ seeing となりますので注意が必要です。

■語尾が ie で終わる動詞は、ie を y に変えて ing をつける

例)
die(死ぬ)  → dying
lie(横たわる)→ lying

■語尾を重ねる語

まず、26個のアルファベットの内、a・i・u・e・oが母音字と呼ばれ、左記以外の21個の文字を子音字といいます。

それらを踏まえた上で、

子音字 + アクセントのある母音 + 子音字で終わる動詞は、語尾の1文字を重ねてingを付けます。

以下、例)

・run(走る) → running
・put(置く) → putting
・stop(止まる) → stopping
・sit(座る) → sitting
・swim(泳ぐ) → swimming
・begin(始まる)→ beginning

理屈で説明すると上記のようになりますが、ここは形で覚える方がむしろ楽かもしれません。

例外アリ
・cook(料理する)→ cooking
・help(助ける) → helping
・visit(訪れる) → visiting

まとめ:英語でつまずいたなら、最初からやり直せばOK

中学英文法に出てくる『動詞 + ing』は、全部で3パターンあることを説明してきました。

  • 1年次:進行形
  • 2年次:動名詞
  • 3年次:(現在)分詞

~ingは現在の行動を表すだけじゃないと理解してくれたなら幸いです。

高校英語になると、同じ単元でも更に深堀りしていきます。

ただ、その理解を追究していくには、中学英語の基礎を徹底的に理解しておく必要があります。

今回は『 ~ing 』に特化して解説してきましたが、今回の説明で英語が少しでも好きになってくれていたら嬉しいです。

今回は以上となります。

ちなみに、「動詞の過去分詞は3種類あります」という記事もあります。

ぜひ読んでください👇

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英語は独学で習得できる一方で、「自分の学習方法が正しいのかどうか…」と不安になるってことが多いです。

もし中学英文法の何処でつまずいたのか分からなくなったのであれば、ぜひ最初からやり直してみてください。

それを助けてくれるサイトが👇です。

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少しでも英語が好きになってくれたら幸いです。

それでは!

プロフィール
■40代最後の会社員(本業:教育産業人事) ■2021年3月までスマホ稼働時間10分以内だった人間 ■息子とメダカ飼育のために始めたTwitterからブログ運営に移行 ■何歳になっても学ぶ姿勢と継続があれば、誰でもブログ運営&収益化が可能であるということを証明していきます。 ■本業を通して得た知識や経験をもとに、壁にぶつかっている人のための手助けができればと思います。 ■夢は妻といつでもハワイを行き来すること
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