アットホームな職場はあなたが求める労働環境とは限りません

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こんにちは、しんやです。

「アットホームな場所で働きませんか?」と書かれてある所は、まず疑いの目を。

そして危険で罠かもしれません。

古株社員の居心地のことを述べているに過ぎないからです。

あなたが求めている労働環境ではない可能性があります。

新入社員にとって打ち解けにくい環境が考えられます。

就活の条件に職場の雰囲気を優先すると、良いことは起こりません。就活の軸から「アットホーム」は今すぐ外してください。

アットホームな雰囲気は、あなたが求める・思い描いているアットホームとは違うことが多いです。

その会社で改革・改善しようものなら、間違いなく反発を食らうでしょうし、居心地の良い社員からの否定の嵐が来ます。

アットホームな職場について深掘りしてみたいと思います。

求人記載の「アットホーム」が自身のアットホームとは限らない

終身雇用制度が崩壊し、転職は容易になりました。

その分、企業も求人に躍起です。

求人掲載によく挙げられていることばもポジティブな表現が増えてきました。

  • 「職場が家から近い」
  • 「スキルを活かせる」
  • 「給料が高い」

ただひと際、目を引く言葉があります。

「アットホームな職場」という文言です。

一見前向きな表現のように思えて、実は全然違う職場だったこということはよくあります。

あなたの思い描いているアットホームかどうかなど分かりませんから。

そもそも「アットホーム」って客観的?

アット-ホーム(英訳:at home)
♦自分の家のようにくつろげる所
♦家庭的、つまり居心地がイイ所

デジタル大辞泉

仕事をするにおいて「アットホーム」は、人間関係の相性によってできあがるものです。

最初から存在するものではなく、人の主観であり、結果論とみるべきです。

あなたが過ごしてきた学校を例にしてみましょう。

学校全体がアットホームだったということはあり得なかったと思います。

ただ、親友に囲まれていた環境はアットホームと言えるでしょう。「あのグループに居る時は、本当に居心地が良かったなぁ」って。

クラス替えで、仲の良い友達が5人以上居たなら、「あのクラスは楽しかったな。アットホームだったな」と感じることはあったことでしょう。

一方で、
・親友の「単位組織」から
 「クラス単位」で見たとき
・新クラスで友達ができなかった時
どうでしたか?

相性の良い友人が1人だった…という場合は、「そんなに楽しくなくて、ぜんぜんアットホームじゃなかったな……」と思うでしょう。

人間関係の相性でできあがったものがアットホームです。

では、行ったこともない場所が「アットホームです」って言われてどうですか?

あなたはそこに居ませんでしたよね。

はい、危険だということです。

アットホームという言葉に惑わされないで

「私たちの会社はアットホームです」は確かに羨ましいことです。

ただし主観でモノゴトを見ていることを忘れないでください。

読み手の思うようなメリットが自分のメリットだと考えるのは少々危険です。

あくまでも、いまそこで働いている人たちが「独特な空気感で仕事を進めているから」と捉えるべきです。

早とちりで勘違いしがちな性格であるなら、「アットホーム」という言葉に惑わされてはいけません。

協力体制が敷かれ、チームとしての業績が健全かどうかといった目線という意味で「アットホーム」ならOKです。

良くないアットホームな会社の特徴

こんな可能性があります。

  • マニュアルが機能していない
  • 業務体系が用意されていない

となると、仕事内容については、古株社員に確認したり聞いたりする必要があります。

「おしゃべり」をしながらじゃないと仕事が進まないかもしれません。

そう仮定するなら、既存で働いているスタッフは楽しく働けるでしょう。

一方で途中から入社したスタッフとなれば、ちょっと様子は違ってくるでしょう。

そんな職場の雰囲気で、都度空気を読みながら働くことを望みますか?

順応性が高く、しきたりや慣習に違和感を持たないまま染まることができる人であるなら、話は変わってくるかもしれません。

あとは、そこの人がいい人かどうかの「運」みたいなところも出てきます。

僕の経験

前職はスポーツクラブの社員インストラクターでした。

クラブの責任者が変わる度に、社内の雰囲気やら慣習がコロコロ変わることがあり、そこに対応することに苦労したことを覚えています。

本来従事しなければならない業務より、そんな社風・上司に合わせることが本当に苦痛でした。

そこをアットホームだと思ったのであれば良いのですが、僕の場合は違いました。

「働く意味のない環境」ということだけは鮮明に覚えています。

人によってはアットホームって、天国とは言えない側面も持ち合わせているということです。

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アットホーム以外で就活する譲れない条件を優先しよう

就職する際、あなたが選ぶ働く条件は何でしょうか。

職場の温かさを重要視する人も居るかもしれません。

しかしながらアットホームという雰囲気なんてよりも、他の目線を持つべきではないでしょうか。

例えば、

  • お金を稼げるところなのか
  • 福利厚生
  • 自己成長できる場なのか
  • 人材育成する体制なのか
  • マニュアルや研修は充実か

…というところの方がよほど大切です。

働く場においては、「誰が働いてもムラなく結果が出せる」という環境を重視しましょう。

就活には客観視がとても重要

【まとめ】:「アットホームな職場です」という言葉に惑わされないこと。

主観優先で判断してしまうと後悔することが多くなります。

主観で判断しがちな文言を押し出している求人については、ちょっと警戒しながら見ていった方が良いです。

絶対にダメだということではありません。主観だけにこだわった職場選びは危険だということです。

せっかく見付けた職場であっても、慣習まみれだったのであれば、骨をうずめる必要などありません。

さっさと次の職場探しに移ればイイだけの話です。

今後も求人掲載の情報だけをうのみにしないでください。

  • どこに注意するべきなのか
  • 本当に職場の雰囲気が客観的にみてもアットホームなのか

ここでいうアットホームとは、協力体制が敷かれ、チームとしての業績が健全かどうかといった目線が必要です。

疑いの視点も持ちながら、就活を進めていってください。

良い会社と巡り合えますように。

今回は以上となります。

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■40代最後の会社員(本業:教育産業人事) ■2021年3月までスマホ稼働時間10分以内だった人間 ■息子とメダカ飼育のために始めたTwitterからブログ運営に移行 ■何歳になっても学ぶ姿勢と継続があれば、誰でもブログ運営&収益化が可能であるということを証明していきます。 ■本業を通して得た知識や経験をもとに、壁にぶつかっている人のための手助けができればと思います。 ■夢は妻といつでもハワイを行き来すること
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